利用者様からの嬉しい手紙
- 円香 篠崎
- 9月7日
- 読了時間: 2分
残暑厳しく、皆様体調はいかがお過ごしでしょうか?
本日は利用者様から嬉しいお手紙をいただきましたので、一部ご紹介させていただきます。
この方は、1月ごろより乳癌末期の診断が出ておりましたが、なかなか在宅医療サービスに繋がらなかった方になります。ご自宅で大量出血を3回程経験され、※自壊する乳房を自身で処置されておりました。大変不安な毎日であったと想像致します。6月ごろよりやまゆり訪問看護ステーションが介入することになり、最初はたくさんの不安があったと思いますが、現在は看護チームすべてのスタッフと気さくにお話いただけるようにまで、慣れて頂きました。※自壊…腫瘍が表面に露出され、自身の細胞が壊れてしまう様子になります。
処置の方も毎日訪問看護を希望されており、介入させて頂いております。
いつ動けなくなるか不安な状態であるため、やまゆり訪問看護ステーションのキーボックスを貸出させていただき、本人様の許可の元動けなくなった時にも緊急で介入できるような手筈を当初より組ませていただいております。介入当初と比べ、笑顔が増え、処置をするとさっぱりする、気持ちがいい、と言っていただけます。やまゆりと出会ってよかった、早く出会いたかった、みんなに訪問看護サービスを知ってもらいたいとのお気持ちでお手紙を書いてくださりました。ホームページに掲載してよい、とのことでしたので、ご紹介させていただきます。帰り際には、ありがとう、と毎回私たちに伝えてくださいます。その一言で、私たちは頑張ることができます。私たちのほうこそ、この方に毎回ありがとうございます、という気持ちでいっぱいです。
訪問看護って何するの?や、毎回違う人が来るのが嫌、などいろいろな想像ができると思います。この方もそうでした。まずは、ご相談してください。
担当制の訪問看護もございますが、私たちはチーム制の訪問看護になります。理由としては緊急時の対応を行なえるスタッフを多くすることや、いつか来るであろう災害を見据えてかかわることができるスタッフが多い方が、巡り巡って利用者様のためになると思っています。
がん末期、看取り対応の経験があるスタッフが多く、心の支え、人生の伴走者になれることを目指して、人生の一部にかかわらせていただけましたら幸いです。 スタッフ一同



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